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脂肪腫

脂肪腫

こんなお悩み・症状はありませんか?

  • 皮膚の下にやわらかいしこりができている
  • しこりが少しずつ大きくなってきている気がする
  • 押しても痛みはないが、なんとなく気になっている
  • 背中や首、腕などにコブのような膨らみがある
  • 複数のしこりが体のあちこちにできている
  • 押すと痛みや違和感を感じるしこりがある
  • しこりが服や下着に当たってわずらわしい
  • いつからあるかわからないが、ずっとそのままにしてきた
  • 粉瘤やほかの腫瘍との違いを知りたい

上記のような症状でお困りの方は、一人で悩まずお気軽にまどか皮ふ科クリニックへご相談ください。

脂肪腫とは

脂肪腫(lipoma:リポーマ)は、皮膚の下(皮下組織)で脂肪細胞が異常に増殖し、薄い線維性の被膜に包まれてしこりを形成する良性腫瘍です。皮下腫瘍のなかでは最も頻度が高く、日常の皮膚科診療でも頻繁に遭遇する疾患です。触れると弾力があってやわらかく、指で動かすと皮膚の下でわずかに動く感触が特徴的です。

多くの場合は痛みや熱感をともなわず、数年にわたってゆっくりと大きくなるため、「いつの間にかできていた」「気にしていなかったけれど最近大きくなってきた」というかたちで受診される患者様が当院でも多くいらっしゃいます。

背中にできた脂肪腫のイメージ

脂肪腫は良性であり、それ自体がすぐに健康を脅かすものではありません。しかし、自然に消えることはなく、放置するとさらに大きくなるケースもあります。また、脂肪腫とよく似た外見を持つ脂肪肉腫(しぼうにくしゅ)という悪性腫瘍が存在するため、皮膚科専門医による適切な診断が重要です。まどか皮ふ科クリニックでは、触診・超音波検査などをふまえ丁寧な鑑別診断を行っています。

脂肪腫の症状

脂肪腫の症状は、発生する部位や種類によって異なりますが、代表的な特徴を以下にご説明します。

皮膚下のやわらかいしこり

最も典型的な所見は、皮膚の下に生じるやわらかくて弾力のあるしこりです。表面の皮膚は正常な状態を保っており、しこりは皮膚とは独立して動くことが多いです。大きさはさまざまで、直径1~数センチのものが多くみられますが、10センチを超える大きなものが生じることもあります。

痛みのないゆっくりとした増大

多くの脂肪腫は痛みや熱感をともなわず、数ヶ月から数年かけてゆっくりと大きくなります。「ずっと触っていたがそのままにしていた」というお声を患者様からよくうかがいます。ただし、血管脂肪腫と呼ばれるタイプでは、圧迫すると痛みが生じる場合があります。

好発部位

首の後ろ・背中・肩・腕・腹部・太ももなど、さまざまな部位に多くみられます。体幹や上肢では単発で生じることが多いですが、多発することも多くあります(多発性脂肪腫)。顔面や手足に生じることもあります。

種類 特徴
線維脂肪腫 最も多いタイプ。被膜に包まれたやわらかいしこり。首・背中に多くみられ、痛みはありません。
筋脂肪腫 筋肉内に発生するタイプ。やや深部にあり、被膜が不明瞭なことも。摘出時に切開が大きくなる場合があります。
血管脂肪腫 血管成分が混在するタイプ。押すと痛みを感じることが多く、四肢や体幹に多発するケースもあります。

【受診のポイント】

しこりの大きさや場所、気になりはじめた時期をメモしておいていただくと、診察の参考になります。スマートフォンで撮影した写真があればお持ちください。

脂肪腫の原因

脂肪腫が生じる明確なメカニズムは、現時点では完全には解明されていません。通常、成熟した脂肪細胞はほとんど増殖しませんが、毛細血管周辺の未分化な細胞に遺伝子レベルの異常が起こると、脂肪細胞への分化・増殖が促されると考えられています。染色体異常が関与しているケースが報告されており、遺伝的な体質も一因となり得ます。

また、衣類や下着による慢性的な摩擦や圧迫を受けやすい部位に生じやすい傾向があるとされています。肥満やストレスとの関連を指摘する意見もありますが、現時点では科学的根拠のある明確な因果関係は確立されていません。

脂肪腫はどなたにでも生じる可能性があり、特定の原因を「防ぐ」ことが難しい疾患です。気になるしこりに気づいたら、原因を自己判断するよりも早めに皮膚科を受診し、適切な診断を受けることが大切です。

脂肪腫の治療

当院では、触診や超音波検査(エコー検査)の結果をふまえて診断を確定し、患者様の症状・しこりの大きさ・部位・ご希望を総合的に判断したうえで治療方針をご提案しています。

経過観察

小さくて症状がなく、見た目にも支障がない場合は、まず定期的に経過を観察することを選択肢としてご提案する場合もあります。ただし、脂肪腫は自然に消えることはないため、大きくなる傾向がみられる場合や違和感が生じてきた場合には、手術を検討する時期となります。

エコー検査のイメージ

手術(摘出術)

脂肪腫の根本的な治療は手術による摘出です。局所麻酔下で皮膚を切開し、脂肪腫を被膜ごと丁寧に取り出します。術後は縫合して終了となり、通常は日帰りで行うことができます。しこりが小さいうちに摘出するほど切開が小さく済み、術後の傷痕も目立ちにくくなります。「大きくなる前に手術すれば良かった」と後悔される患者様のお声をうかがうことがありますので、早めのご相談をおすすめします。

なお、摘出した組織は病理検査に提出し、良性であることを確認します。これは脂肪肉腫などの悪性腫瘍との鑑別を最終的に確定するための重要なステップです。

超音波検査(エコー検査)による診断

当院では、脂肪腫の診断補助として超音波検査を活用しています。腫瘍の深さ・大きさ・内部構造などを非侵襲的に評価でき、粉瘤や脂肪肉腫などとの鑑別に有用です。より詳しい評価が必要な場合はCT検査やMRI検査のため他院をご紹介することもあります。

【副作用・注意事項について】

手術後には、傷口の痛み・腫れ・内出血・感染が生じる場合があります。また、被膜が周囲組織に癒着している場合や深部に及ぶ場合には、完全摘出が難しいこともあり、再発する可能性があります。術後のケアについては当院から丁寧にご説明します。気になる症状が現れた場合は、自己判断せず速やかにご連絡ください。

【悪性腫瘍との鑑別について】

しこりが急速に大きくなる・硬くなる・皮膚の色が変わるなどの変化がみられる場合は、悪性腫瘍の可能性も考慮する必要があります。このような症状がある場合は早めに皮膚科専門医を受診してください。

高藤先生のひとこと

「背中のしこりが気になっているけれど、痛くないし、受診するほどでもないかな」とためらっているかたが、実は多くいらっしゃいます。脂肪腫は確かに良性の腫瘍ですが、放置することで大きくなり続け、手術の際に傷が大きくなることもあります。また、同じようなしこりでも、脂肪肉腫などの悪性腫瘍と見分けるためには専門医による診察が必要です。「なんでもなければそれで安心できる」という気持ちで、気軽にご来院いただければと思います。

治療が必要かどうか、手術をするかどうかは、患者様の状況やご希望を丁寧にうかがいながら一緒に考えていきます。「すぐに手術と言われそうで怖い」と心配される必要はありません。まずは現状を正確に把握して、選択肢をわかりやすくご説明することを大切にしています。皮膚のしこりや膨らみが気になる方は、ぜひまどか皮ふ科クリニックにご相談ください。
まどか皮ふ科クリニックが入る建物の外観

アクセス

まどか皮ふ科クリニック
〒560-0015
大阪府豊中市赤阪1丁目1番32号 
豊中赤阪ウェルビーイングテラス3階


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バスでお越しの方

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  徒歩約2分

電車でお越しの方へ

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