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じんましん

じんましん

こんなお悩み・症状はありませんか?

  • 突然、皮膚がみみずばれのように盛り上がって赤くなり、強いかゆみがある
  • 症状が数時間以内に消えたかと思うと、また別の場所に現れる
  • 全身のあちこちに広がっている
  • 顔・唇・まぶたが突然腫れてきた
  • 運動後や入浴後に症状が出やすい
  • 食後しばらくしてから症状が出る
  • ストレスや睡眠不足が続くと悪化する気がする
  • 市販の薬を使っても改善しない、またはすぐ再発する
  • 同じ症状が6週間以上繰り返している

上記のような症状でお困りの方は、一人で悩まずお気軽にまどか皮ふ科クリニックへご相談ください。

じんましんとは

子供の腕に現れたじんましん

じんましん(蕁麻疹)は、皮膚の一部がみみずばれのように盛り上がり、強いかゆみをともなう「膨疹(ぼうしん)」と呼ばれる症状が現れる皮膚疾患です。膨疹とは、皮膚の浅い部分にある毛細血管から血漿成分が漏れ出すことで生じる、境界のはっきりした赤みのある隆起のことをいいます。

じんましんの最大の特徴は、「現れては消える」という独特の経過です。個々の膨疹は多くの場合、数分〜24時間以内に跡を残さず自然に消退します。しかし新たな膨疹が次々と出現するため、症状が続いているように感じられます。「かゆくて眠れない夜が続いている」「消えたと思ったらまた出てきた」とおっしゃる患者様のお声をよくうかがいます。

日本皮膚科学会の「蕁麻疹診療ガイドライン2022」では、症状の継続期間によってじんましんを以下のように分類しています。

急性じんましん

膨疹が繰り返される期間が6週間以内のもの。ウイルス・細菌感染が主な誘因となることが多く、感染症の回復とともに症状が落ち着くケースもあります。

慢性じんましん

ほぼ毎日のように膨疹が繰り返される状態が6週間以上続くもの。原因が特定できないケースが多く、継続的な治療が重要です。

まどか皮ふ科クリニックでは皮膚科専門医が、患者様お一人おひとりの症状・生活背景を丁寧にうかがいながら、適切な診断と治療をご提案しています。

じんましんの症状

じんましんの症状は多岐にわたります。代表的なものを以下にご説明します。

膨疹(ぼうしん)

皮膚が蚊に刺されたように盛り上がり、赤みや白みを帯びた隆起が現れます。大きさはさまざまで、小さなものから手のひら大のものまであります。複数の膨疹が融合して広範囲に広がることもあります。

強いかゆみ

膨疹にともなう強いかゆみは、じんましんの代表的な自覚症状です。夜間に悪化することも多く、睡眠の質に大きく影響する患者様も少なくありません。かゆみで眠れずに疲弊してしまう方もいらっしゃいます。入浴や飲酒でもかゆみが増すことがあります。

子供の腕に現れた赤みのあるじんましん
背中に現れたじんましん

消退と再発の繰り返し

個々の膨疹は数分〜24時間以内に消えますが、新たな病変が次々と出現します。「消えたと思ったらまた別の場所に出てきた」とおっしゃる患者様のお声を多くうかがいます。この「移動しながら繰り返す」という特徴がじんましん診断の重要な手がかりになります。

血管性浮腫(けっかんせいふしゅ)

唇・まぶた・耳・手足など、皮膚の深い部分(真皮〜皮下組織)にまで炎症が及ぶと、大きな腫れが生じます。これを血管性浮腫といい、じんましんに合併することがあります。かゆみよりも痛みや違和感をともなうことが多いのが特徴です。血管性浮腫はじんましんだけではなく、検査が必要なケースもあります。また、腫れが喉(こう頭)まで及ぶと呼吸困難を引き起こす可能性もあるため、早急な対応が必要です。

【受診のポイント】

当院では「症状が出たときにスマートフォンで写真を撮っておいていただく」ことをお願いしています。じんましんは受診時には消えていることが多いため、発症時の状態の記録が正確な診断に役立ちます。

じんましんの原因

じんましんは、皮膚に存在する肥満細胞(マスト細胞)からヒスタミンなどの化学物質が放出されることで、毛細血管が拡張し血漿成分が漏れ出して膨疹が生じます。この反応を引き起こす原因・誘因はさまざまです。

アレルギー性(IgE依存性)

食品(魚介類・卵・乳製品・小麦・そばなど)、薬剤(抗生物質・解熱鎮痛薬など)、ラテックス(天然ゴム)などが抗原となり、免疫反応(IgE抗体)を介して発症するタイプです。また、アレルゲンとなる食品を摂取後に運動することで発症する「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」もこのタイプに含まれます。

物理性・コリン性じんましん

摩擦・圧迫・振動・寒冷・温熱・紫外線などの物理的刺激によって引き起こされるタイプを物理性(接触)じんましんといいます。入浴・運動などにともなう発汗で誘発されるものはコリン性じんましんと呼ばれ、10〜20代の若い方に多くみられます。ぴりぴりと痛みを伴う方もいらっしゃいます。

感染症・内科的疾患・ストレス

細菌・ウイルスなどの感染症、甲状腺疾患・膠原病などの内科的疾患、そして精神的ストレスや過労もじんましんの誘因となることがあります。特にストレスは自覚しにくく、見落とされがちです。「仕事が忙しい時期に限って症状が出る」というお声も患者様からよくうかがいます。

特発性(原因不明)

慢性じんましんの約7割は、詳しい検査を行っても原因が特定できません。これを特発性慢性じんましんといい、自己免疫的なメカニズム(自分の免疫が肥満細胞を過剰に刺激する)が関与していると考えられています。「原因が分からないまま長年付き合っている」とおっしゃる患者様のご相談を当院でも多くお受けしています。原因が特定できない場合でも、現在は多岐にわたる治療があり、適切な薬物療法で症状のコントロールは十分に可能です。

じんましんの治療

当院では、日本皮膚科学会の「蕁麻疹診療ガイドライン2022」に基づき、患者様の症状・生活背景・既往歴などを総合的に判断したうえで治療方針をご提案します。

第一選択:第二世代抗ヒスタミン薬の内服

じんましんの主な治療は薬物療法です。ガイドラインでは、第二世代抗ヒスタミン薬の内服を第一選択として推奨しています。この薬剤は、じんましんの発症に深く関与するヒスタミンの作用をブロックすることで、かゆみや膨疹の出現を抑えます。第一世代に比べて眠気・口の渇きなどの副作用が少なく、日常生活への影響を抑えながら継続しやすいという特徴があります。

効果が不十分な場合には、同系統の薬剤の増量や複数薬剤の併用、補助薬(漢方薬・H2受容体拮抗薬・抗ロイコトリエン薬など)の追加を検討します。症状が強い場合には、短期的にステロイド薬の内服を選択することもあります。

重症例への対応:生物学的製剤(抗IgE抗体薬)

既存の治療で十分な効果が得られない慢性特発性じんましんに対しては、生物学的製剤(抗IgE抗体薬)の使用が承認されています。IgE抗体の作用を直接抑えることで、従来の薬剤では難しかったケースにも有効である場合があります。詳しくは医師にご相談ください。

原因・誘因の特定と除去

アレルギーが疑われる場合には、血液検査や皮膚検査(プリックテストなど)を行い、原因となるアレルゲンの特定を試みます。ただし、検査を行っても半数以上のケースで原因が明確に特定できないこともあります。原因が特定できた場合は、その誘因を生活からできるだけ取り除くことが重要です。

生活習慣の改善

睡眠不足・精神的ストレス・過労はじんましんの悪化因子として知られています。薬物療法と並行して、規則正しい生活・十分な睡眠・ストレスマネジメントを心がけることも回復への大切な要素です。生活習慣について気になることがある場合は、受診時にお気軽にご相談ください。

【副作用・注意事項について】

抗ヒスタミン薬には、眠気・口の渇き・排尿困難などの副作用が生じる場合があります。服用中に気になる症状が現れた場合は、自己判断で服薬を中止せず、速やかに当院にご連絡ください。また、緑内障や前立腺肥大の治療中の方など、他の医療機関で処方された薬や市販薬との飲み合わせに注意が必要な場合がありますので、服用中の薬剤があれば必ずお申し出ください。

【緊急を要する症状について】

じんましんにともなって、のどの締め付け感・息苦しさ・めまい・血圧低下・意識の低下などが現れた場合は、アナフィラキシーの可能性があります。これは緊急を要する状態です。すぐに救急(119番)に連絡し、エピペン(アドレナリン自己注射薬)をお持ちの方はためらわずに使用してください。

高藤先生のひとこと

じんましんは原因が特定できない、むしろ採血でわかるような原因がないことが非常に多い疾患です。しかしながら、「何もできない」ということではなく、じんましんを出ない状態をしっかり作ることが治癒につながります。これには、適切な薬剤の選択と、生活習慣の見直しを組み合わせ、多くの患者様が症状と上手く付き合えるようになっていきます。また、継続して通院していただくことで症状の変化や誘因のパターンなどが見えてくることもあります。

じんましんは症状が出たあと消えてしまうことなどもあり、「これくらいで受診してもいいのだろうか」とためらう必要はないです。気になる症状が出たときには、是非ご相談ください。

患者様と一緒に原因を探りながら、お一人おひとりの生活にあった治療方法を考えていきます。
まどか皮ふ科クリニックが入る建物の外観

アクセス

まどか皮ふ科クリニック
〒560-0015
大阪府豊中市赤阪1丁目1番32号 
豊中赤阪ウェルビーイングテラス3階


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バスでお越しの方

・ 阪急バス「熊野田小学校前」バス停下車
  徒歩約2分

電車でお越しの方へ

・ 阪急宝塚線本線「豊中駅」より徒歩約18分
・阪急宝塚線本線「岡町駅」より徒歩約20分


駐車場・駐輪場

・建物裏に専用駐車場(7台)
・建物正面に提携駐車場(4台)を設置予定
・駐輪スペースあり


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