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水虫

水虫

こんなお悩み・症状はありませんか?

  • 足の指の間が白くふやけて、皮がむけたり、ジクジクしている
  • 足の裏や縁に小さな水ぶくれができて、かゆい
  • かかとや足裏がカサカサと硬くなり、ひび割れている
  • 爪が黄白色や茶色に変色し、厚くなったり崩れたりしている
  • 足のかゆみが夏になると毎年悪化する
  • 市販の水虫薬を塗っても、なかなか治らない・繰り返している
  • 家族に水虫の人がいて、自分にもうつっていないか心配
  • 銭湯・ジム・プールなどの共用施設をよく利用する
  • 靴を長時間履き続ける仕事や生活習慣がある

上記のような症状でお困りの方は、一人で悩まずお気軽にまどか皮ふ科クリニックへご相談ください。

水虫とは

水虫(白癬)は、皮膚糸状菌(ひふしじょうきん)の一種である「白癬菌(はくせんきん)」と呼ばれる真菌が皮膚に感染して起こる疾患です。白癬菌は皮膚の表面にある角質層のケラチン(たんぱく質)を栄養源として増殖するため、足・爪・手・頭部・体幹などケラチンを多く含む組織に生じます。

一般に「水虫=足のかゆい病気」というイメージがありますが、実際には爪に感染してかゆみがほとんどない「爪白癬」や、体に生じる「体部白癬(ぜにたむし)」、股部に生じる「股部白癬(いんきんたむし)」など、さまざまなタイプがあります。

日本皮膚科学会「皮膚真菌症診療ガイドライン2019」によれば、全国の足白癬患者数は人口の約21.6%(約2,500万人)、爪白癬は約10%(約1,200万人)と推計されており、極めて身近な感染症のひとつです。「昔からよく聞く病気だから」と受診をためらう方も多いのですが、放置すると爪への波及や家族内感染のリスクが高まるため、早めに皮膚科専門医を受診することが大切です。

まどか皮ふ科クリニックでは、皮膚科専門医が、顕微鏡検査(直接鏡検)などによる確定診断のうえ、患者様お一人おひとりの症状・生活背景に合わせた治療をご提案しています。

水虫の症状

水虫は感染する部位や病型によって症状が異なります。主なタイプを以下にご説明します。

病型 主な症状・特徴
趾間型(しかんがた) 足の指の間(特に薬指と小指の間)に多く発症します。皮膚が白くふやけてジクジクする湿潤型と、皮がむけてカサカサする乾燥型があります。強いかゆみをともなうことが多く、掻き傷から細菌感染(二次感染)を起こしやすいタイプです。
小水疱型(しょうすいほうがた) 足の裏や側面に赤みをともなう小さな水ぶくれが密集し、破れた後に皮がポロポロとむけます。梅雨から夏に悪化しやすく、かゆみが強いのが特徴です。長時間靴を履く方に多くみられます。
角化型(かくかがた) 足の裏やかかとの角質が厚くなり、ひび割れや皮むけが生じます。かゆみが少ないため「ただの乾燥」と見過ごされがちですが、長年にわたって広がっているケースも少なくありません。
爪白癬(つめはくせん) 爪が黄白色~茶色に変色し、厚くなる・ボロボロと崩れる・変形するなどの変化が生じます。爪には神経がないためかゆみや痛みがなく、気づかないうちに進行していることが多いタイプです。

【受診のポイント】

水虫と似た症状を示す皮膚疾患(湿疹・掌蹠膿疱症など)は複数あります。当院では顕微鏡検査(直接鏡検)で白癬菌を確認してから治療方針を決定します。見た目だけの自己診断は誤った治療につながる場合があるため、気になる症状があれば皮膚科専門医へのご相談をおすすめします。

水虫の原因

水虫の原因は、白癬菌という真菌(カビの一種)の感染です。白癬菌はケラチナーゼという酵素を持ち、皮膚の角質層のケラチンを溶かして侵入・増殖します。また、高温多湿(気温15℃以上・湿度70%以上が目安)な環境で活性化するため、夏場や靴の中のような蒸れた環境で症状が出やすくなります。

感染経路

白癬菌は皮膚から脱落した角質(垢)とともに床やマットの上に落ち、そこを裸足で歩いた人の皮膚に付着することで感染が成立します。感染成立には「付着した菌が24時間以上皮膚にとどまること」と「高温多湿な環境」の両方が必要です。逆にいえば、帰宅後に足を洗う習慣があれば感染のリスクを大きく下げることができます。

感染リスクが高い場面として、銭湯・プール・スポーツジムなど裸足で歩く公共施設の利用、家族間でのバスマット・スリッパの共用などが挙げられます。特に同居家族に水虫の方がいる場合は感染リスクが高まるため、早めの治療開始と生活習慣の見直しが重要です。

発症しやすいリスク因子

長時間靴を履き続ける生活習慣、糖尿病・免疫機能の低下、高齢、男性、ゴルフなどの屋外スポーツ、家族内に水虫の方がいることなどがリスク因子として知られています。「毎年夏になると足がかゆくなる」という患者様のお声をよくうかがいます。こうした方は白癬菌が靴や靴下の中で生き続けている可能性があり、生活環境も含めた対策が必要です。

水虫の治療

当院では、日本皮膚科学会の「皮膚真菌症診療ガイドライン2019」に基づき、まず顕微鏡検査(直接鏡検)で白癬菌の存在を確認したうえで、患者様の症状・生活スタイル・既往歴などを総合的に判断して治療方針をご提案します。

確定診断:直接鏡検

患部の皮膚や爪の一部を採取し、顕微鏡で白癬菌の有無を確認します。検査時の痛みはほとんどありません。水虫と見た目がよく似た別の皮膚疾患(接触皮膚炎・掌蹠膿疱症など)との鑑別に重要なステップです。「長年水虫だと思っていたが、実は別の疾患だった」というケースも外来では決して珍しくありません。

足・手の水虫:抗真菌外用薬

足白癬・手白癬の基本治療は、抗真菌成分を含む外用薬(塗り薬)の毎日塗布です。症状が消えても白癬菌が角質の深部に残っている可能性があるため、ガイドラインでは趾間型で2ヶ月以上、小水疱型で3ヶ月以上、角化型で6ヶ月以上の継続塗布が目安とされています。「症状が落ち着いてきたから」と途中でやめると再発の原因になるため、医師の指示が出るまで継続することが重要です。

塗り薬は症状が出ている部分だけでなく、両足裏全体に広めに塗ることが大切です。白癬菌は症状が出ていない周囲にも潜んでいることがあるためです。入浴後の清潔な状態で塗ると成分が浸透しやすくなります。

爪白癬:内服抗真菌薬・外用薬

爪白癬は角質が厚く、塗り薬だけでは菌に届きにくいため、ガイドラインでは内服抗真菌薬が第一選択とされています。代表的な薬剤には、テルビナフィン(約6ヶ月間内服)、イトラコナゾール・ホスラブコナゾール(約3ヶ月間内服)などがあります。内服薬は塗り薬に比べて治癒率が高い一方、肝機能への影響があるため、定期的な採血(目安として月1回)が必要です。服用中に気になる症状が出た場合は、自己判断で中止せず速やかにご連絡ください。また、爪に浸透するよう作られた専用の外用薬もあります。爪白癬の症状が軽度であったり、内服による治療が困難で爪の削りなどを併用しながら治療を行う場合など、症状に応じて選択していきます。

生活習慣の改善・感染拡大の防止

薬物療法と並行して、白癬菌が好む高温多湿な環境をつくらない生活習慣の改善が再発防止に重要です。具体的には、靴を毎日履き替えて乾燥させる、足を指の間までていねいに洗って乾かす、吸湿性の良い靴下を選ぶ、バスマット・スリッパを家族と共用しないなどが挙げられます。

また、白癬菌はしめった角質と一緒であれば1年以上生存するため、治療中はバスマットや床のこまめな掃除も大切です。家族への感染拡大を防ぐためにも、治療を早めに開始されることをおすすめします。

【副作用・注意事項について】

内服抗真菌薬の服用中は、肝機能・腎機能への影響が生じる場合があります。定期的な採血での確認が必要です。他院で処方された薬や市販薬との飲み合わせに注意が必要な場合もあるため、服用中の薬剤があれば必ずお申し出ください。外用薬の使用によって塗布部位が赤くなる・かぶれるなどの接触皮膚炎が生じることもあります。症状に変化があった際はご相談ください。

高藤先生のひとこと

水虫は「よくある病気だから」と放置されがちですが、外来では「長年悩んでいた」「市販薬を使ってもなかなか治らなかった」という患者様のご相談を多くお受けしています。

水虫には複数の病型があり、それぞれに適した治療薬や塗り方・期間が異なります。また、見た目が水虫によく似た別の皮膚疾患もあるため、まずきちんと顕微鏡で診断を確定することが治療の第一歩です。「何となく市販薬を塗っていたが、実は水虫ではなかった」というケースも少なくありません。

爪白癬はかゆみがなく気づきにくいのですが、放置すると自分の足から再感染を繰り返す原因になりますし、ご家族への感染リスクも続きます。爪の色や形の変化に気づいたら、早めにご相談いただくことをおすすめします。

「これくらいで受診してよいのだろうか」とためらう必要はありません。足のかゆみや皮むけ、爪の変形など気になる変化がある方は、ぜひまどか皮ふ科クリニックへお越しください。患者様の生活スタイルに合った無理のない治療方法を一緒に考えていきます。
まどか皮ふ科クリニックが入る建物の外観

アクセス

まどか皮ふ科クリニック
〒560-0015
大阪府豊中市赤阪1丁目1番32号 
豊中赤阪ウェルビーイングテラス3階


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  徒歩約2分

電車でお越しの方へ

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・阪急宝塚線本線「岡町駅」より徒歩約20分


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・駐輪スペースあり


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